お客様の中でも、骨折とかひどい炎症の後遺症のひどさがわかってない方結構いらっしゃるので、書いときます。
ちょっと検索してみましたが、整形外科とかでもこの事詳しく書いてないとこが見つかりませんでした。
僕は医者でもなんでも無いので、今から書くことは、自分の骨折の経験と、整体の施術からお客様から得た経験的な事です。
炎症がひどければひどい程、筋肉は固まります。
骨折なんてすると長いと1ヶ月ほど炎症が続きます。ギブスなんてで固定すると、その後の筋肉はめっちゃ固くなり、可動域が全然駄目になります。なんでリハビリなんかして動きを戻していくわけですが、これが以前の可動域まで戻そうとすると、2,3年はかかります。たぶん。
僕の場合で言うと、5年ぐらいでほぼ可動域は戻りましたが、まだ以前のようには戻っていません。ほぼ毎日ストレッチしててもですよ?本当出来るだけ骨折なんて避けた方が良いです。
ぎっくり腰なんてのも大きな炎症です。
みんなぎっくり腰して、2週間ぐらいしたら、痛みがなくなって、治ったって思うんですけど、
炎症した筋肉は確実に硬直してるんですね。
これをほぐさないから、毎年のようにぎっくり腰になりそうになったり、腰が弱点になったりするんですね。
これも体感として、触っても痛くないレベルまでほぐせば、ぎっくり腰になりそうな事は皆無になります。
でも、もちろん普段の姿勢とか動き方も変える必要は当然ありますけどね。
どちらにしろ、骨折にしろ、ぎっくりにしろ、打撲にしろ、炎症した部分は、必ず硬直して、周辺の可動域が落ちます。すると、自分ではわからないでしょうが、動きに制限がかかるので、他の筋肉が無理して、徐々にあちこちの動きも悪くなりはじめるって悪循環が始まります。
ここでも何度も書いてますが、僕はひどいO脚です。これもまだ完全に治らない。前は拳が入ってましたが、今は指2本ぐらいに落ち着いてますが、元々昔からO脚だったのですが、これ、更に悪化したのは、2回の疲労骨折だと思っています。こんな事もこうやって自分の身体のことを色々と知ろうとするまでわかりませんでした。整体の仕事をしていて、いろんな店に言っても、誰一人僕の足の異常さに気づく人はいませんでした。普通疲労骨折しない場所を疲労骨折してたのも大きいのですがね。たぶん、ここの部分がほぐれれば、O脚もほぼ治ると思います。でも、ここをほぐせば良いと思っても、やっぱり骨折した部分の筋肉の硬直をほぐすのって本当に大変なんです。結局これが原因で、足の冷え、霜焼け、すべて影響していました。
なんで、怪我をした後は炎症がひいたからって痛くないからって放置しないことが大事です。
自分でストレッチでほぐせるならそれでも良いですし、整体なんて頼るのも大事。
その一つの怪我で全身に影響しちゃうことは本当に結構ある話なんですよって事です。
炎症と筋肉 整体
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