身体に触れられる

整体等を通して、人の手に触れるということ、
古来より、

手当

という言葉がある通り、自分の身体に痛いところがあれば手を当てます。
例えば、子供がおでこをぶつけて痛いと言ったら

手を当ててさすります

こういった行為は誰から教わったものではないんです。
人間が本能的に持っている行為の一つだと考えます。

手には不思議な癒しのエネルギーを担う何かがあると思いませんか?
(ヒーリングやエネルギーワークの指導ではそういった誰でも使える能力を使えるにようにしていっています)

施術を受ける事で

施術を受けることで、私たちは

身体の悪い場所を認識出来る

実はこれが一番大きな回復効果であったりします。
面白いもので人間という身体は

1番痛いところを認識する

という機能を持っています。
つまり同時に2箇所の痛みを感じることはあまりないのです。

普段の生活で一番痛いところはわかっていますが、
他に悪い所は気付いていないのです。
そして、悪い所があれば、私達の身体は、

そこを自然に治そうとする力が備わっているのです。

人間の細胞は60兆の説と37兆の説があり、どちらが正しいかはわかりませんが、

細胞の目的は、私達の身体をより健康な状態に保とうとすることです。

つまり、

施術で身体の何処が悪いのか?ということを
脳が認識するわけです。

そこで初めて脳は身体のここが悪かった

と気付くことが出来ました。
問題が見つかれば、そこを治そうとする機能が自然に働きます。
身体は悪い部分を治そうと動き始めるのです。

全身触られるだけでも整体として大きな効果はあるのです。

ストレッチも同様の理論になります。

何処かの筋肉を伸ばそうとストレッチを行いますよね。

ストレッチを行うことで
何処が伸びないのか?どこまでしか曲がらないのか?
これを初めて脳が認識します。
ストレッチすることで初めて問題がわかりました。
そしてあなたは、そこを伸ばそうとします。
身体はそれを補助してくれるわけです。

結果、徐々に伸ばしたい筋肉が伸びてくるわけです。

自分でやっては駄目なのか?

私自身もよく自分で自分の身体を触ります。
あーここ痛いな(悪いな)と思いながら、伸ばしたり、緩ませたりするわけですけど、

自分でやるのと人にやってもらうのでは

全く緩み方が違う

これは事実です。揉み方がどうとかではありません。自分で自分の身体は緩ませにくいのが事実です。
腕の良い信頼できる施術者に、私もお願いすることはよくあります。

昔は私も整体ってお金高いなぁって思ってた時期もありました。
でも、自分の身体を休ませてあげるなら1時間5000円ぐらい何とも無いと思えるようになりました。

自分の身体を労れるのは自分だけです。

自分にご褒美だとも思って、時々、整体を受けています。
それにやっぱり人に触れられるって単純に

気持ちいい

ものです(笑)